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牧場のお肉について
当牧場で生産する牛肉は年間約6頭程度で、但馬牛の経産牛(お母さん牛と言って販売されるお店もあります。)がほとんどです。但馬牛、神戸牛と言った高級牛肉とは異なります。
精肉となる経産牛とは繁殖の役割を終えた雌牛で、当牧場では約半年をかけて米粉や酒粕、オカラといった地域で集まるエコフィードと円山川河川敷で収穫する牧草を組み合わせて、飼料全体の7割ほどを地域で集めた飼料で賄い、持続可能で環境と調和した畜産の構築に挑戦しています。
※飼料の自給率を上げる事は環境と調和し、Local is quality (食物の本来性)を向上させる事だと考えています。
牧場で生まれた雌牛は約1年後に初妊牛となり、その約10ヶ月後に最初のお産をします。
約5回から10回のお産を経て繁殖の役割を終え次のステージへ進みます。成牛1頭が食べる牧草の量は1日約8キロ、年間では約3トン、10年間で約30トンの円山川牧草を食べた牛の牛肉ということになります。
環境のこと、、地域農業のこと、、廃棄される資源(エコフィード)のこと、、
持続可能な畜産てなんだろう?って考えながら、土の研究、、牧草の研究、、お肉の研究、、など毎日の仕事を励んでおります。
〜全ての畜産関係者の皆様、先達の皆様、そして全ての牛たち、お客様、地域の皆様へ心から感謝を申し上げて精肉の販売を開始致しました。m(__)m
※精肉は全て冷凍品になります。